Play Framework2 on JavaをJenkins.warとGitでCIする その⑤(Jenkins設定編・開発系)
※もくじはこちら
概要
CentOS上に、Play Framework2 on JavaのCI環境を構築していきます。
長くなるので分割で。
登場人物
- Play Framework 2.2
- Jenkins(Jenkins.war)
- Git
- CentOS 6.4 i386
手順その⑤:Jenkinsの設定・開発系
Jenkinsを起動しておきましょう。
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Jenkinsの設定
Jenkinsの設定方法はいろんな人が書いているので、ここでは要点だけ。
- 「Jenkinsの管理」→「グローバルセキュリティの設定」→「セキュリティを有効化」
- お好みの設定で。
- 「Jenkinsの管理」→「プラグインの管理」→「利用可能」
- Git Plugin をインストール
ジョブの作成
①ビルドジョブ(develop用)を作成
- ジョブ名
- playapp-develop-build
- フリースタイル・プロジェクトのビルド
- ソースコード管理
- Git
- Repository URL
- ssh://gituser@localhost/home/gituser/playapp.git
- Branches to build
- */develop
- Repository URL
- Git
- ビルド・トリガ
- リモートからビルド
- 認証トークン
- build
- 認証トークン
- リモートからビルド
- ビルド
- シェルの実行
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※stageは、javadoc作成時にclasspathを通すために使用
- ビルド後の処理
- JUnitテスト結果の集計
- テスト結果XML
- target/test-reports/*.xml
- テスト結果XML
- Javadocの保存
- Javadocディレクトリ
- target/javadoc
- JUnitテスト結果の集計
②ビルドジョブ(master用)を作成
- ジョブ名
- playapp-master-build
- 既存ジョブのコピー
- コピー元
- playapp-develop-build
- コピー元
- ソースコード管理
- Git
- Branches to build
- */master
- Branches to build
- Git
③デプロイジョブ(develop用)を作成
- ジョブ名
- playapp-develop-deploy
- フリースタイル・プロジェクトのビルド
- ソースコード管理
- なし
- ビルド・トリガ
- 他プロジェクトのビルド後にビルド
- playapp-develop-build
- 他プロジェクトのビルド後にビルド
- ビルド
- シェルの実行
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④デプロイジョブ(master用)を作成
- ジョブ名
- playapp-master-deploy
- 既存ジョブのコピー
- コピー元
- playapp-develop-deploy
- コピー元
- ビルド・トリガ
- 他プロジェクトのビルド後にビルド
- playapp-master-build
- 他プロジェクトのビルド後にビルド
- ビルド
- シェルの実行
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Gitサーバに、Jenkinsジョブ起動のためのhookスクリプトを作成
master・developそれぞれのブランチへのpushでそれぞれ別のジョブを起動するので、『post-update』スクリプトを作成する。
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確認
Gitリポジトリに origin/master と origin/develop を作成してジョブの起動確認を行う。
これで、Gitリモートリポジトリにpushするたびにビルド→デプロイが行われるようになった。
本番環境へのデプロイ方法はまだちょっと考え中。