bsdinstallを使ったFreeBSDの自動インストールについて[ZFS編]
bsdinstallを使ったFreeBSDの自動インストールについて[基本編] - くんすとの備忘録 の続き。今度は、bsdinstallを使ってZFSへインストールする方法を調べてみます。
ZFSの自動レイアウトでインストールする
マニュアルに記載されているように、前半(preamble)へ、環境変数「PARTITIONS」の代わりに「ZFSBOOT_DISKS」を記述すればZFSへインストールすることができます。ただし、以下の2点の注意が必要です。
- 自動インストールする場合は、環境変数「nonInteractive」の設定も行う
- 環境変数「ZFSBOOT_DISKS」と「nonInteractive」はexportする
(freebsd/script at master · freebsd/freebsd · GitHubを覗いてみた感じではおそらく、DISTRIBUTIONSはexportされていたのにZFSBOOT_DISKSなどはexportされていなかったので、それが原因かと……)
前半(preamble)
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上記の設定では、デフォルト設定でZFSパーティションが作成されました。
- ディスク:ada0
- デバイスタイプ:stripe
- プール名:zroot
- パーティションスキーム:GPT
- スワップサイズ:2G
- マウントポイント
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ZFSのカスタムレイアウトでインストールする
環境変数「ZFSBOOT_DATASETS」を設定することで、自由にZFSレイアウトを作成できるようです。とりあえず、/・/tmp・/usr・/varで分割してみます。
前半(preamble)
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上記の設定では、以下の設定でZFSパーティションが作成されました。
- マウントポイント
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※自動インストール時のZFS設定の詳細は、zfsbootのソースコード(freebsd/zfsboot at master · freebsd/freebsd · GitHub)を確認すると良いと思います。