概要

自分がコマンドプロンプト環境でよく使ってるコマンドを一覧にまとめてみました。
コマンドプロンプトのコマンドとUNIXコマンドの対応表としてまとめています。

前置き

標準のコマンドは、以下の方法でヘルプを確認することが出来ます。コマンドの詳細はヘルプを参照して下さい。

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help コマンド名

これでヘルプを見れない場合は、google先生に聞いて下さい。

一覧

コマンド 対応するUNIXコマンド 備考
echo echo  
cd cd 引数なしでホームに戻ったりはしない
mkdir mkdir -p  
pushd pushd  
popd popd  
echo %CD% pwd  
dir ls /b オプションで ls -1 みたくなる
cls clear  
echo %date% date  
set set  
if if 1行で完結する場合、fiは不要。2行以上にまたがる場合は()を使用する。書き方がちょっと独特で初めのうちはハマりやすい。
fc diff /b オプションでバイナリ比較が出来る
sort sort  
copy cp  
copy ファイル1+ファイル2 ファイル3 cat ファイル1 ファイル2>ファイル3 ファイルの結合
move mv  
ren mv 名前を変えるだけ
del rm  
rd rmdir  
more more  
type cat  
type null>>ファイル touch  
find grep 検索文字をダブルクォートで括らないといけない
find /v /c "" wc -l  
findstr egrep ワイルドカードが使える
findstr /C: fgrep ワイルドカードを使いたくない時
findstr . cat  
findstr /n . cat -n  
for /f "usebackq tokens=*" %i in (`コマンド1`) do @コマンド2 xargs コマンド1の結果をコマンド2に渡す。色々と嵌りやすい
コマンド1 | for /f "usebackq tokens=*" %i in (`findstr .*`) do @コマンド2 xargs コマンド1の結果をコマンド2に渡す。色々と嵌りやすい
for /L %i in (1,1,10) do @echo %i seq  
subst mount  
net use mount  
start nohup  
tasklist ps  
taskkill kill  
tree tree  
explorer nautilus  
ipconfig ifconfig  
odbcad32   ODBCの設定を開く

雑なまとめですがこんな感じ。
コマンドプロンプトはハマりどころが多いので注意。
特にifとforと環境変数は曲者。また、パイプに空行が連携されない事案も。